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2017年8月15日 (火)

その5時間には宝物しか埋まってなかった【レッスルミュージックマニアウィークエンド(#WMW)参戦記】


2017年8月11日24時。レッスルミュージックマニアウィークエンド(以下、WMW)参加してまいりました。初めて参加するイベントに関しては感想ブログを書いている私ですけれども、今回はそれまでの中でも特筆すべき5時間だったんじゃないかと思っております。
そもそも、このイベントはプロレスDJイベントなんです。聞きなれない方も多々おられると思いますけれども、プロレスにおける入場テーマやプロレスラーが歌っている曲、プロレスを題材とした作品のテーマ曲などに特化したジャンルなわけです。このジャンル変わってるのはそういった楽曲は古くはレコードになっていて収集家もたくさんいるといて、プロレス楽曲をかけるDJもいたというのにそういったDJだけが集まるイベントはなかったわけです。私がメンバーであるジャイアントスイングコネクション(以下、じゃすこ)の旗揚げが今年1月、一番最初に行われたとされる大阪の狂い咲きサンダーリップスでも2回目と言う状況、これまでのプロレスの歴史からすればいくつもあってもおかしくないプロレスDJと言うジャンルを変珍さんが全国からプロレスDJを集めたプロレスDJ全国大会的なイベントが今回のWMWにあたるわけです。
自分たちも出るし、最初だし、プロレスファンにどう伝えようかと事前にTwitterでよく使っていたコピーは「これは超人オリンピック」みたいな表現だったんだけれども,
5時間振り返って思うのは本当にそんな5時間でした。ちなみにタイムテーブルを見ながら振り返りたいと思います。
【タイムテーブル】
00:00〜じゃすこCREW
最初は我々「じゃすこ」でした。DJやり始めてB to Bとかも含めてチームプレーと言うのをしたことがなくて、初めてのチームプレーでしたけど、30分の時間をDASSAN、マスカラヤマチャン、シマダコフの順番で10分ずつやったわけですけれども、二人がやっている間は先日思いついた「WWEの放送で客席で見切れる観客コスプレ」という事で画用紙に文字を書いて掲げるみたいなことをしてましたけど、全く理解者はおらず(笑)。それでも、自由にやらせてくれた2人にはお礼を言いたいです。
ちなみにラスト10分。
ゴールドバーグのテーマ(WCW)→大家健のテーマ「BAD COMMUNICATION/Bz」→大畠美咲のテーマ「恋のメガラバ/マキシマムザホルモン」→ミル・マスカラスのテーマ「スカイハイ/Jigsaw」の4曲でゴールドバーグ以外はイントロでチラシや歌詞カードを配ってフロアとの距離を縮める作戦に出てみました。
それぞれがそれぞれにリアクションを頂いている中で「スカイハイ」盛り上がりましたね。じゃすこ出たら絶対やってるネタですからどんどんブラッシュアップされてるし、勿論、プロレスファン的には有名中の有名な曲なんですけど、歌詞カードを配った挙句読み仮名までつけて「50名の合唱」と言われるような場面が生まれました。
間接的な評価を見ると来場してない人も字面を見て「発音の仕方が本格的だ」とか「そこまでする人いるの」的な評価もあって嬉しかったです。さて、その後プロレスサンデーよりキバ・マスカラスさんが登場でしたけれども、狙ってスカイハイを流したわけではなくて、トップバッター特有の決め打ち選曲でこうなりました。
ちなみにお客さんと終った後に話してて「じゃすこの皆さんが一番まともでしたね」みたいに言われてたけど、『最初の20分はですね』と返してましたけど、キバさんもスタンダードスタイルでしたね。
00:30〜プロレスサンデーCREW
メキシコの国旗を背負ってマスクをかぶってプレイしたキバ・マスカラスはカッコよかったですね。写真撮っておけばよかった。その後も変珍さんたちのプロレス実況で盛り上げたり第2MC的な活躍をしてた愛すべきマスクマンでした。静岡市内でプロレスイベントをしてたけど、レゲエBARの店長が急にプロレスイベントをやることになり名前を付けられたらしいです。
学生プロレスやられてたんじゃないかとかそういうのを伺わないまま別れてしまいました。ちなみに彼のターンの最後は同日の両国国技館でのG1クライマックスの結果を受けて内藤哲也のテーマ「STARDUST」で締めくくりました。
01:00〜清野茂樹
DJデビュー戦だったの?と言うくらい滑らかなぎ、更にそこに本職でらっしゃる実況(たまに故・桜井康夫さんの解説の真似)を加えるという飯伏のプロレスを始めてみた時のような衝撃を受けたのは間違いない。
「真夜中のハーリー&レイス」をオンタイムでないながらもリスナーだったり、2011年のももいろクローバーZとの絡み始めたのを見てたのでその声が生で聞けているという現実は夢のようでした。しかも、御馴染みのスーツはプロレスで言うとコスチュームみたいなもんだったんだなぁとか思いながらもその40分を楽しませて頂きました。殆ど、リアルタイムで見た事無いレスラーばかりでしたけど、実況付きだったからその光景が浮かび上がるようでした。
それにしても桜井さんの真似凄い似てた。フロアでおしゃべりもさせてもらって一緒に写真と著作にサインを頂きました。
01:40〜変珍とゆかいな仲間たち
今回はシングルマッチでヘン・チーナ対DA PUMP松本の一戦。場内をフルに使って楊枝をバットガールを凶器にしたと思ったらヘン・チーナが「asia行くぞー」って叫んで場外戦。渋谷は円山町の夜空の下での熱戦に観客の声援が!そこに救急車が来ちゃって焦って急に静かになる大人達(笑)。誰彼ともなく交通整理し始めたりとかも含めて総合芸術の域に入ってた気がします。中でもレフェリーが試合じゃなく車を取り仕切ってたのは名シーンでしょう。ちなみに赤と黒の縦じまの服の方レフェリーです。
中に戻ってからはゆーとぴあ式サイリウムアタックとかあったなかで「瞳を閉じて/平井堅」が流れて時空が歪んでスローになりDA PUMP松本のパワーボムにヘン・チーナが沈み決着。場内には「愛はおしゃれじゃない/岡村靖幸」が流れて大団円。
実は場外乱闘から中に戻った丁度のタイミングで「最狂プロレスファン列伝」の作者である徳光康之先生による似顔絵イラストコーナーにいたので試合タイムとか分からなかったのでざっくりしてしまって申し訳ないです。
ちなみに徳光先生にはこんなに美化したイラストを描いて頂きました。
結構いいでしょ?プロレスラーっぽい感じのテイストで宝物にしたいと思います。後々、棺に入れてほしい思いもあって名前を本名で書いてもらいました(笑)。
02:00〜DJ JIN
もう一人のヘッドライナー、RHYMSTERのマイクロフォンNo.3でありターンテーブルNo.1&2のDJ JINさんの登場。プロレスDJイベントと言うレースにはしっかり乗っかりながらご自身が掲げているDJ JINと言う看板もしっかり掲げるようにカッコいいトラックをかけてWMWをダンスフロアに仕上げた唯一のDJでした。
プロレス楽曲を全て網羅しているわけではなかったのでJINさんの時間は普通にダンスフロアとして楽しんでました。でも、曲の合間合間にエピソードを語るあたりはJINさんもれっきとしたプロレスDJなんだなぁって思いました。まあ、ヨーロッパにもアメリカにもこんなジャンル無いだろうから、紛れもなく「世界一カッコいい」プロレスDJだったんではないかと思います。
後追いで、システムことJINさんの奥さん噺とか知ってたからDJ中の話の面白さは半減してしまって悔しかったけど、ジャンボ鶴田「J」からスタンハンセン「Sunrise」かけて『ウィー』を叫ぶきっかけがなかったから思わずマイク握ってしまったけど、それもありにしてくれたJINさん最高でした。バーカウンターで急に喋る機会が来て思わず「サイタマノラッパー推してくれてありがとうございました」とかプロレスじゃない話をしてしまいました。ライムスター、Mummy−D、宇多丸ばかりに目が行ってましたけどJINさんも気になりました。
ちなみにマスクで登場されてたけど、しっかりRHYMSTERとか仁とか3って入ってて、この方も愛すべきプロレス好きなんだと感じたのでした。
そして8月のお誕生日の皆さんをお祝い、代表して清野茂樹さんのご挨拶がありました。
02:40〜レッスルビデオマニアグルーサムCREW
バッドガイ・ナベさんは以前にアフリカのプロレスを変珍さんがやってらっしゃる別のイベントで紹介されていた時に拝見していたけれども、今回はよく名前は聞いていたDJ急行さんとのコンビで登場。
急行さんハリウッドザコシショウのゴキブリTシャツを着ててすげぇなとか思っていたけれども遂にはそこは話すことはできませんでしたけど、この人達もまた曲者であり強者でした。新宿ロフトプラスワンをホームにされているという事ですけど、勝手知ったるロフトグループって事でビール頼みまくって、イントロクイズで正解者に配ったりとかラダーを出して登ったりとか、たぶんプロレスDJと言うジャンルで無ければ見ることはできない風景だったと思います。いやはや、ハードコアでした。
03:10〜変珍FEAT.徳光康之
オーガナイザー変珍さんが今度はDJとして登場です。森本レオナレーションのキャプチュードから入り、そこからの徳光先生の「まーえーだー」のアカペラから始まる「UWFのテーマ(歌唱)」何度も拝見してるけど、毎回毎回ブラッシュアップされてコンビネーションが上がってるのが凄い。その他にも「王者の魂」のDJ JINさんのリミックスかけて再び素顔のJINさんを登壇させたりとかJINさんの時同様にダンスフロアとして踊らせて頂きました。
03:40〜Barely Legal CREW
タバタさんと爆弾小僧さんのお二人で登場、実は彼らのイベントに行ったことがあって、マニアックなプロレスの映像を流しつつ場内はロックが流れてるという歌ったりプロレスの映像を楽しんだり2度おいしいイベントなわけです。
今までの出演陣と更に毛並みが変わり「プロレス×洋楽」って感じの楽曲を展開して盛り上げてくれました。LOFT9って椅子が並んでてそことブースの間にスペースがある感じなんだけど、さすがに3時台はお疲れの方も多くて座ってる方も多かったけど、WWE触れてる歴史が浅いけれども、プロレス楽曲だから関わってないはずはないわけですから、「これもプロレスなのか」ってこの二人の時間で何度思った事か。まだまだ底辺の広いプロレスの奥深さを実感させてくれた30分でした。ちなみに9月30日渋谷で次のイベントがあるそうです。
04:10〜狂い咲きサンダーリップスCREW
大トリはブリティッシュバタードッグさんと林人生さんによる大阪からの二人組。上には上がいました、後日談的にバターさんのつぶやきとかを見てると結構多くのネタがレッスルビデオマニアグルーサムのご両人に取られたらしいんだけど、それでもまだあんなにも「意味はよく分からないけどとにかくすごい勢いでふざけてる感じで面白い」なんてこの人達は本当にすごいな。
よくわかんないけど、CDをチョップしたら割れたっていうんですよ。そんなことあり得るのかと(笑)。最後の方はプロレス映画の1シーンを披露してたらしくて、兎にも角にも面白かったです。Twitterも見ながら書いたけど「この二人に伯爵の位を与えるべきなんじゃないか」って思いました。林人生さんも終演後「これをやり忘れた」みたいな反省を結構なさっててその引き出しの多さに驚かされました。
お客さんの中にプロレスは全く知らないっていう女子が来てて、その人は京都でバターさんのパフォーマンスを見て「また行きたいな」と思って次に東京に来たのがこのWMWだったらしい。てっきりTシャツの背中に「LIJ」って書いてると思って『この後両国なんですか』なんて聞いたら「これからコミケ行くんです」って言ってて、衝撃を受けたんだけど、なんかその気持ち凄い分かる気がした。また、東京来たら見たいしなんならその為に吉本新喜劇も絡めつつ大阪に観に行きたい。そう思わされた二人組で5時間は終了したのでした。
改めて見ると、プロレスDJという最初に書いた通りまだ歴史が浅いジャンルの中でこれだけ多種多様の展開があって、それぞれに違う毛並みを見せており、プロレスDJのすそ野の広さを感じました。もっとも、そもそもプロレスの裾野の広さを感じたらそこまで不思議なことではないけれども、本当に面白い5時間でした。そして、そのキャラ立ちメンバーを結集させた変珍さんの人脈も凄いなと思うわけです。
個人的な話をするとオーガナイザーの変珍さんからプロレスDJ全国大会的なこのWMW構想を聞いたのは今年の花見の時だったんだけど、その構想が4ヶ月でここまですごいイベントを作り上げたわけです。
そんな変珍さんと会ったのはプロレスとは別のPerfumeの楽曲が流れまくるイベントでそこでプロレス好きであることを知り一気に距離が縮まったわけだけれども、そのPerfumeイベント時代の熱狂をホームグランドのじゃすこでも感じていたけども、改めてWMWで全国のプロレス好きとプロレスDJの皆さんと会って熱狂は冷めやらず、ありきたりすぎるけどやっぱり「一番すげぇのはプロレス」だと思いました(笑)。
サインとか写真とかイラストとか物質的なものもそうですけど、自分のアクションに対するリアクションとか、他の方々のパフォーマンス、コスプレ、すべての面において宝物しか埋まってない5時間を過ごさせて頂きました。
写真ないけど、ファイヤープロレスリング体験ブースがあって実際プレイしてないけど、見てるだけでも懐かしいし面白かった。純然たる相撲取りがデスマッチ闘ったりとか友達の家で対戦してるのを見て楽しんでたような感覚もありました。楽しいしかなかった空間でした。また、是非。

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